切 り 割 り


切り割り1(きりわり、平田町勝賀)

 切り割りとは、交通の便(べん)をよくするために旧輪中堤(きゅうわじゅうてい、中堤(なかてい)ともいう)の一部分(道路はば)をけずりとってしまった所のことです。揖斐(いび)川、長良川に大きな連続堤(れんぞくてい)ができたため、旧輪中堤の存在意義(そんざいいぎ)がほとんどなくなり、自動車交通の発達(はったつ)とともに、旧輪中堤を乗りこえていくのは不便だという住民意識(いしき)が高まり、旧輪中堤の一部分が数カ所切り取られて、新しい道路ができました。しかし、いざという時にそなえて、この切り割りはすぐにふさぐことができるように、切り割り部分には、水防作業をしやすくするための工事(こうじ)がなされています。また、切り割りのすぐ横に、切り割りをふさぐ道具(どうぐ)、資材(しざい)等(とう)をおさめた水防倉庫を設置(せっち)しています。


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