油島締切堤


油島締切堤(あぶらじましめきりてい)(海津町油島)

 これは、1754年から1755年にかけて、薩摩藩士(さつまはんし)947名が苦労(くろう)に苦労をかさねて工事をした油島締切堤(しめきりてい)のあとです。この工事により、この地で木曽(きそ)川(長良川もいっしょになっていた)と合流していた揖斐(いび)川が、約2km下流まで締切堤によって分流されました。工事完成後(かんせいご)に、この堤(つつみ)に日向松(ひゅうがまつ)が約千本植えられました。今では、史跡(しせき)「千本松原」として、人々の憩(いこ)いの場所となっています。


(注意:著作権者のデータが含まれていますので、このシリーズのデータを利用したソフトの流通は不可です。使用条件:学校教育においてのみ使用可)


前のページへ