無人ヘリによる防除


水稲無人ヘリ防除(すいとうむじんヘリぼうじょ)

○ここ2〜3年のうちに活躍(かつやく)し始めた「無人(むじん)ヘリ」による水稲防除(すいとうぼうじょ)のようすです。水稲でも、晩稲(おくて)の品種(ひんしゅ)は、病虫害(びょうちゅうがい)がつくことが多いので、きちんと農薬(のうやく)をかけたいとこの辺りの農家の人は思っているそうです。有人(ゆうじん)ヘリは、高い所から農薬をまくので、風があると薬(くすり)がとばされてしまって、人家(じんか)に飛び散(ち)ったりするし(屋根や洗濯物(せんたくもの)にかかると公害にもなりかねない)、稲(いね)の根元にきちんとかからないこともあります。しかし、この無人へりは低空(ていくう)で飛んで、薬を真下(ました)にふきつけるので、根元に薬をしっかりかけることができます。また、無人ヘリは、小型(こがた)なので、音も小さく、寝(ね)ている幼児らの目を覚(さ)ますこともありません(有人ヘリは、人が活動し出す前の朝早くから大きな音を立てて飛び回ります)。(1999年7月6日撮影。海津町梶屋)


(注意:著作権者のデータが含まれていますので、このシリーズのデータを利用したソフトの流通は不可です。使用条件:学校教育においてのみ使用可)

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