輪中のその他の答え
「海津町に住んでいる人はなぜ、洪水があると知っていて引越しをしないですんでいるのですか。」についての答え
A:・国の政策(せいさく)で、堤防が高く、幅広く、がんじょうにされています。その結果、ここ45年ほど、洪水にあっていません。つまり、多くの町民は、もう洪水の心配をすることなく暮らしていると思われます。
・海津町と平田町が合同で、水防団を特別に組織し、毎年6月に2日間水防訓練をして、いざという時に備(そな)えています。
・防災無線(ぼうさいむせん)の受信機(じゅしんき)が各家庭にありますし、地区(村)に1つは、防災無線のスピーカーがつけられていて、外にいてもきんきゅう放送が聞こえるようになっています。
・ここに住んでいる人の多くは、この地で仕事をしています。
・自然がまだ残っていて、農村のよさを感じさせる面もあるし、ショッピングセンターやコンビニもでき、車も普及(ふきゅう)し大垣市や桑名市にも近く、生活も便利になってきました。(それほど不便に感じることは、もはやなくなりました。)
また、長い間住んでいれば、愛着(あいちゃく)もわくし、この地で職を見つけた人は、別の地に行って新たに職を見つけることは大変なことだからです。このほかにも理由があるかもしれませんが、おもな理由は以上のことだと思います。