映像(えいぞう) | 説明(せつめい) |
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サンフレッシュ海津の温室ないぶのようす。ガラス温室は2つあり、合わせて面積はなんと約2ha(ヘクタール)もあります。奧がずっと続いているようすがわかると思います。培養液(ばいようえき)を送っているバイプや収穫(しゅうかく)にむかうおばさんが見えます。
(海津町帆引新田、97年秋撮影) |
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これが、ロックウールとキューブです。天然石(てんねんせき)の輝緑岩を主成分(しゅせいぶん)とするロックウール培地(ばいち)を使用し、植物の生育に最適(さいてき)な培養液(ばいようえき)を点滴(てんてき)かん水しています。足下に見える白い直方体のものがロックウールで、その上の立方体状のものがキューブで、そこにトマトが植えられています。 |
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海津町は、単位面積(たんいめんせき)あたりのトマトの収穫量(しゅうかくりょう)は、日本一であり、サンフレッシュ海津は、その中でも他の農家よりも収穫量が多い。その秘密は、土を一切(いっさい)使わず、水による水耕栽培(すいこうさいばい)を行い、ドリッパーによって、いつも的確(てきかく)に水や肥料(ひりょう)をあたえられるようになっているからです。温度、水、肥料の管理(かんり)は、24時間コンピュータによってされています。(1998年6月8日撮影) |
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ハウスの天井(てんじょう)は、ガラスばりになっており、温度によって自動(じどう)で開閉(かいへい)するようになっています。また、天井から、ワイヤーがつるされており、そのワイヤーにトマトのつるが巻(ま)きつくようになっています。一般(いっぱん)のトマトよりもずい分長くのび、一本のトマトから約30段(だん)のトマトができるように計算されています。(1998年6月8日撮影) |
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一段につき、だいたい4〜5個のトマトがつく。それより多すぎると一つ一つのトマトの味は落ちてしまいます。一本のトマトでおよそ30段、1段につき4〜5個のトマトがつくと、一本あたり120〜150個ほどのトマトができる計算になります。(1998年6月8日撮影) |
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穴を通ってマルハナ蜂が出入りします。トマトはマルハナ蜂を使って交配させます(10〜11時と4時ごろ飛び回る)。10〜20aで50匹ほどマルハナ蜂(1匹500円でオランダから輸入)が必要です。1箱に50匹入っているので、2haの土地には10〜20箱必要です。この蜂はだいたい2か月働いてなくなります。そうしたら、また輸入します。
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赤く色みはじめたトマトをていねいにしゅうかくしているところです。トマトを入れるはこの下には台車があり、ロックウールへの養液(ようえき)を送る配管(はいかん)が台車のレールをかねています。収穫(しゅうかく)する従業員(じゅうぎょういん)のろう力をへらすように、小さなところにも工夫が見られます。 |
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作業台車(さぎょうだいしゃ)と高木社長です。培養液(ばいようえき)を送っているパイプの上に、台車の車輪(しゃりん)がちょうどのるように配管(はいかん)が設計(せっけい)されていて、台車を使って高いところのトマトも無理(むり)なく収穫(しゅうかく)することができます。トマトで重くなった箱(はこ)を運ぶにも便利(楽)です。(20台保有(ほゆう)) |