校区にある文化財等の紹介
八幡神社の社叢(しゃそう)(海津町梶屋)
県指定天然記念物 |
梶屋(かじや)八幡神社の参道の両側に、社叢(神社の竹やぶ)がこんもりとしげっている。この竹は、洪水で神社が流れ着いた所に、自然に生えるといわれている。
古文書には、八幡神社はもともと下石津郡庭田村厳崎(しもいしづぐんにわだむらいわさき)神社の所にあった。洪水のため、本殿が流され、同郡福江村に移された。その後、洪水により同郡宮地(みやじ)村に移された。その後、また洪水があって、稲山(いなやま)村(現在地)に着いた。本殿が移された時、いつも寒竹(かんちく)が株のまま流れて、神社の定まった所に自然に生えはじめたという。
この寒竹は節と節との間が長く、黒い光を放つみごとなもので、一株が周囲3メートルほどにもなる。この竹を切って自分のものとして用いると、必ずたたりがあると言われ、みだりに切ってはならないとされている。
昭和57年に海津町天然記念物に、そのよく年には岐阜県の天然記念物に指定された。
助命壇(じょめいだん)(海津町本阿弥(ほんなみ)新田)
水屋は、主にお金持ちであった地主(じぬし)や自作農が洪水時の避難(ひなん)場所として建てたものであるが、水屋を持てなかった貧しい農民たちの洪水時の避難場所を助命壇と(命塚とも)言う。
村や地区によっては、協同で土もりをして避難場所をつくったところもある。
上の写真は、地主であった佐野家が小作人たちのためにつくったものである。
浄化センター(海津町帆引(ほびき)新田)
このオランダ風の建物を見て、何だと思いましたか。タイトルを見ないと、きっと分からないと思います。
これは、海津町に平成9年度に建設されたの「浄化センター」です。
ここで、毎年夏休みに、わんばくトライアスロンが開かれていました。